今回はグレゴリーの名作リュック、『ALL DAY(オールデイ)』をレビューします!
一言でレビューするなら、普段使いから泊まりの旅行まで幅広く使えるメインリュックを探している人にはピッタリのリュックだと思います。
アウトドアリュックのトップブランドといえばグレゴリー。たくさんのモデルの中から僕は『オールデイ』を選びました。
定番の『デイパック』とも最後まで悩みましたが、オールデイを選んで大正解。買い物やちょっとした旅行やアウトドアまで、大活躍しています。
・24Lという容量が絶妙に使える
・コンプレッション機能が便利
・ボトルホルダーが付いている
今回購入したのは、『オールデイ(V2.1)』。
V2.1というのは”バージョン2.1″という意味で、
仕様がアップデートされています。
オールデイは日常使いから旅行やアウトドアまで、幅広く第一線で活躍するオールマイティなリュックです。
メインリュックとして選ぶなら間違いなしのモデルです。
なぜオールデイを選んだのか、旧モデルやデイパックとの違い、そして実際に使った感想をレビューしていきます。
・オールデイV2.1はどんなリュックか
・「旧モデル」との違い
・「デイパック」との違い
・いいところと微妙なところ
それではよろしくお願いします。
■グレゴリー オールデイとは
基本スペック
容量
オールデイの容量は24L。大きすぎず小さすぎない絶妙な容量です。
街でもよくみかける各メーカーの人気商品でも、25L前後が中心となっています。
オールデイの24Lは実際にどれぐらい入るかということですが、2Lのペットボトルが4本入ります。
こんなに入れることはあまりないと思いますが、かなりの容量があることが分かると思います。
機能
コンプレッション
オールデイ最大の特徴は、本体側面の4本のコンプレッションストラップ。
荷物が少ないときにストラップを締めることで、コンパクトにすることができます。
荷物が多いときはストラップを伸ばして、
荷物が少ないときは、薄くコンパクトにできます。
電車や人混み、買い物などといったシチュエーションで非常に便利。本や雑誌が中で折れたりするトラブルも防止できます。
ボトルポケット
側面の左右にボトルポケットが搭載されています。
500mlペットボトルがすっぽりと入る深さがあるので、折り畳み傘やスマートフォンもかなり余裕で入ります。
ポケット
ボトルポケット以外には、3つのポケットがあります。
- フロントポケット:外側。小物の収納に便利なジッパー付き(縦向き)
- スリーブポケット:内側背中側。PC/書類などの収納に便利
- メッシュポケット:内側上部。小さくバラツキがちなアイテムの収納に便利
一番よく使うであろうフロントポケットは縦向きのファスナー。
B5くらいのノートなら余裕で入ります。
メインジッパーを開けると、背面側にはPCスリーブ。
最大で15インチのパソコンが収納できます。
小物用のメッシュポケット。大きめのスマートフォンでも余裕で入ります。
鍵や財布を入れるのに便利です。
旧モデルとの違い
・容量がUPした 22L→24L
・ボトルポケットが付いた
・ウエストベルトが収納できるようになった
・ジッパーがフルオープンできなくなった
オールデイはバージョンアップがされていて、現行モデルは『V2.1』です。
現行モデル | 旧モデル | |
容量 | 24L | 22L |
ボトルポケット | あり | なし |
ウエストベルト | 収納できる | 収納できない |
メインジッパー | メインジッパー | フルオープン |
現行モデルでは容量が24Lにアップし、左右側面にボトルポケットが付いたのが大きな違いです。
ウエストベルトの収納も可能になりました。普段はあまり出番がない部分なので、嬉しいアップデートですね。
バージョンアップしていまいちなポイントは、ボトルポケットが付いたことでメインジッパーが半分程度までしか開かなくです。
大きめの荷物を入れるときには、少し不便かもしれません。
■グレゴリー オールデイ デイパックとの比較
僕はオールデイを購入する間にデイパック非常に悩みました。迷う人もいると思うので、比較についてもまとめておきます
簡潔に言うならば、機能で選ぶならオールデイ、シンプルさで選ぶならデイパックといったところでしょうか。
デイパック→シンプル。横幅が広めの丸みのあるデザイン。
スペックの比較
形の違い
デイパックは横幅40cm、それに対しオールデイは27cmとかなりスリムな形になっています。
デイパックはティアドロップと呼ばれるしずく型で丸みがあるのが特徴。
一方でオールデイはデイパックに比べて縦長でスッキリとしたデザインになっています。
機能の違い
機能面では、コンプレッションベルトとボトルポケットの有無が大きな差です。
オールデイは機能の分だけ重量が増えていて、デイパックよりも180g重くなっています。じゃがいも1個分くらいの差です。
便利な機能ですが、使わない人にとってはより軽量なデイパックの方がいいかもしれません。
■グレゴリー オールデイのレビュー
選んだ理由
悩みに悩んだ末、僕は最終的にオールデイを選びました。
・24Lという容量が絶妙
・コンプレッション機能
・ボトルホルダーが付いてる
デイパックと最後まで悩んだのですが、最終的な決め手となったのはコンプレッションベルトとボトルホルダーです。
初めはデイパックがいいな〜と思っていたのですが、荷物が少ないときに26Lという容量はスカスカだなと思っていました。
荷物が少ないとき、買い物や電車で邪魔になるのも嫌だったのでコンプレッションベルト機能を選びました。
ボトルホルダーは、ペットボトルだけではなく折り畳み傘やスマートフォンなども入れられて便利だなと思い、マストではないけどある方がいいかなと思いました。
使用感:いいところ
容量は文句なし
24Lという容量が絶妙にちょうどいいです。
ちょっとした買い物から一泊二日の旅行まで、オールデイがひとつあれば十分対応できます。
必要十分な機能
荷物が少ない日はコンプレッションベルトを閉めてコンパクトにして使っています。
ボトルホルダーはいつもナルゲンボトルを入れています。中に入れたくない濡れた折り畳み傘も収納できるので、かなり便利です。
スリムで蒸れにくい
個人的に少し意外だったのが、思ったよりも蒸れにくいということ。
一般的なリュックに比べオールデイは横幅27cmと比較的スリムな形になっています。
背中と密着しにくいため、夏場のリュックの悩みである背中の暑さがいくぶんマシになるようです。
逆にホールド感は無くなってしまうため、好みによる部分もあると思いますが、個人的には気に入っています。
使用感:微妙なところ
フロントポケットが開けにくい
構造上、フロントポケットのジッパーがコンプレッションベルトと干渉してしまいます。
頻繁に使うポケットなので、個人的には少し使いずらいです。
防水ではない
パラパラとした小雨程度であればすぐに浸水してくる生地はありませんが、防水としの機能はありません。
雨の中でも使いたい人は、撥水スプレーやザックカバーを用意した方がよさそうです。
横幅が狭い
スーパーで買い物袋を丸ごといれようとしたとき、少し入れにくいなと感じました。
買い物袋のLサイズは横幅35cm前後のものが一般的。
オールデイの横幅は27cmなので、パンパンになったレジ袋を丸ごと入れようとするとかなり厳しいです。
スーパーでの買い物に使いたい人には、あまり向かないかもしれません。
■まとめ
では最後にまとめです。
【オールデイを選んだ理由】
・コンプレッション機能
・ボトルホルダーが付いてる
【旧バージョンとの違い】
・ボトルポケットが付いた
・ウエストベルトが収納できるようになった
・ジッパーがフルオープンできなくなった
【デイパックとの違い】
・オールデイは縦長(横幅27cm)、デイパックはしずく型(横幅40cm)
【いいところと微妙なところ】
・使いやすい容量
・機能も文句なし(コンプレッション・ボトルポケット)
・意外と蒸れにくい
微妙なところ
・フロントポケットが使いにくい
・防水ではない
・横幅がせまくて大きめの買い物袋が入りにくい
かなり悩んだ末に購入しましたが、総合的にはかなり満足しています!
メインリュックとしてたくさん使っていきたいと思います!!
それではレビューは以上となります。ありがとうございました〜
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