令和6年元日に石川県能登半島で大きな地震があり、甚大な被害が出てしまいましたね。
日本ではこれまで何度も大きな地震があり、今後も続くと予測されています。
- 1995年:阪神・淡路大震災
- 2011年:東日本大震災
- 2024年:能登半島地震
“30年以内に80%の確率で発生する”と言われている南海トラフ地震は、数千万人が被災するとも言われており、決して他人事ではありません。
いつ来るか分からない震災に備えて、まずは日々の対策からしっかりと始めたいところです。
常に持ち歩く防災用品として備えておきたいもののひとつがEDCライト。
EDCは=Every Day Carrie(毎日持ち運ぶ)の略です。
震災で停電になった際、情報源であるスマホのバッテリーは死守しなければいけません。
スマホのライトはバッテリーを大きく消費するので、EDCライトで節約することが大切です。
EDCライトに求める条件
1.軽くてコンパクト
常に持ち歩くため、とにかく軽くて小さいということは必須条件。
家の鍵につけたり、カバンに入れっぱなしにしたりしても邪魔にならないコンパクトさが求められます。
持ち歩いてることを忘れるくらいの重さが理想です。
2.電池式(単3か単4電池1本)
いざという時に入手しやすい単3か単4電池1本のタイプがベスト。
充電式は常に充電状態を気にする必要があり、また停電時により充電できない恐れもあります。
3.明るさ調整
避難時の状況により、必要な明るさは異なります。
遠くを照らしたいとき、停電した街を歩くとき、手元を照らしたいとき。
特に災害時においてはバッテリーの温存は最重要。最小出力モードで長時間(できれば12時間くらい)使えるモデルが望ましいです。
4.防水性
雨が降る中で避難せざるを得ないという状況も十分考えられます。
いざという時に使うものだからこそ、防水性の高い仕様だと安心です。
LUMINTOP EDC01のレビュー
僕が選んだのはLUMINTOP EDC01というモデル。Amazonで1,500円ほどで購入。
- 軽くてコンパクト
- 明るさ調整可能
- バッテリーは単4電池1本
- 防災設計
カラビナ、シリコンディフューザーがセットになっています。
ディフューザー付きのモデルはかなり珍しいです。
小さくて軽い
サイズは、高さ6.6cm、直径1.5cmとコンパクト。
単3電池より少し細長く、メンソレータムのリップクリームとほぼ同じサイズ感です。
重量は脅威の14.7g(電池除く)。500円玉2枚分の重さで超軽量モデルです。
鍵のキーホルダーとして使っても違和感のない重さ。
バッテリーは単4電池1本
バッテリーは単4電池1本。
eneloopももちろん使えます。ぼくは通常のeneloopよりも容量が大きいeneloop proを使用。
↓eneloopを買うならAmazonがけっこう安いです。
ちなみに、単4電池(eneloop pro)を入れてもわずか27.2gです。
明るさは3段階
ハニカム構造の拡散光型レンズ。光が広がるように照らすタイプです。
明るさは3段階に調整が可能。
モード | 明るさ | 照射距離 | 点灯時間 |
High | 200LM | 45m | 40分 |
Mid | 35LM | 18m | 4時間30分 |
Low | 6LM | 7m | 32時間 |
Lowモードが照射距離7mで32時間と実用的な点灯時間。
足元を照らしながら長時間歩いたり、停電した自宅での避難時に活躍しそうです。
EDC01の最大の特徴がこの付属ディフューザー!
周囲を柔らかく照らす簡易的なランタンになります。また本体が自立するので、光が広がり部屋全体を照らすことができます。
さらに、ディフューザーは蓄光仕様。
消灯後には目印や常夜灯としても機能します。
防水性も◎
防水性はIPX-8。本体が汚れても丸洗いできます。
パッキンがついているので、水が内部に侵入しない構造になっています。
『間違えて洗濯機で洗ったが、問題無く使えた』というレビューもありました。
付属のカラビナは、テールに取り付けできます。
カラビナをつけたままでも自立するこだわりの仕様。
他に迷ったモデル
LUMINTOP EDC01を選ぶまでに、いくつか迷ったモデルがあります。
どれも良さそうだったので、EDCライトを探している人の参考に。
LUMINTOP EDC15
LUMINTOPから発売されている単3電池1本のモデル。
EDC01と比べると少し大きくなりますが、それでも20.5g、長さ7.3cmとコンパクト。
連続点灯時間は80時間とかなり頼もしいスペックです。
コンパクトさを優先するのであればEDC01ですが、少しパワフルなモデルが欲しいのであればEDC15はかなりおすすめ。
GENTOS GK-002B
日本のライトメーカーGENTOSから発売されている単4電池1本のタイプ。
重量は電池込みで25g、連続点灯時間は12時間と十分なスペックです。
お尻にカラビナがついているため、自立しないのが少し残念なポイント。
OLIGHT(オーライト) i3E EOS
OLIGHT(オーライト)の単四電池1本のタイプ。
約19.4g、長さ約60.4mmとEDC01よりもコンパクト。
こちらも自立しないのが残念ですが、Amazonのレビューはかなり高評価です。
EDCライトで万が一に備えよう
いつか来るであろう大地震。来ないことを願いながらも、万が一の備えが大切です。
避難時にスマートフォンのバッテリーを節約するためにも、EDCライトを用意して防災の第一歩としましょう。
ぼくはLUMIN TOP EDC01を選びましたが、似たようなライトはたくさん発売されているのでお気に入りの一本を選んでみてください。
この記事が誰かの命を救うきっかけになれば、嬉しいです。
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