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【夏山 北アルプス登山】登山装備の軽量化を考える<後編> 〜軽量化〜(結果:3.5kg!!)

アウトドア

こんにちは、チャリンコです。

登山装備の軽量化ということで、先日は”計量”について書かせていただきました。今回はその続き、”軽量化”です。

登山装備 前回の計量結果

まず、前回の計量の結果のおさらいです。

テント泊装備の合計は・・・7,278g(カット後)

小屋泊装備の合計は・・・4,598g(カット後)

各カテゴリー別に見てみると、

  • 基本装備・・・ザックなど  ⇨1,508g
  • 衣類関連・・・防寒着、レインウェアなど  ⇨1,463g
  • 食関連・・・クッカーなど  ⇨767g
  • テント関連・・・テント周り全般  ⇨2,680g
  • 小物関連・・・  ⇨約1,000g

このような感じでした。

それではさっそく、インパクトの大きいアイテムを優先して検討していきます!

いざ、軽量化!

ザックの軽量化

まずは最も軽量化のインパクトが大きいのは、やはりザックです。

現在:THE NORTH FACE TELLUS 30 1,415g

変更:Salomon OUT NIGHT 30+5 810g 実測値 (カタログ値は756g)

605gの軽量化

現在使用しているノースのザックは、しっかりとした背面フレームが入っているタイプになります。背負い心地や安定性が高くなるかわりに、重量が重めになります。

登山ザックは背面フレームが入っているものが主流で、出回っているザックの8~9割程度になると思います。

そんな中、UL(ウルトラライト)という登山装備の軽量化が注目されるようになって一部のガレージメーカーが発売したフレームレスのザックが非常に人気を集めています。

今回は”軽量化”が目的なので、Salomonのフレームレスタイプのザックをチョイスしました。トレラン系のザックで、体全体にフィットさせて背負うタイプの製品になります。

さらに軽いもの(山と道MINIなど300g台)もありますが、肩で背負うタイプは肩が凝りそうなので今回は候補から外しました。

Salomon OUT NIGHT 30+5は発売したばかりでレビューが少なく、正直なところ性能は未知数な部分がありますが、チャレンジ枠ということで採用しました!

レインウェアの軽量化

現在:NOVELTY RAINTEX AERO Men’s 572g (337g+235g)(実測値)

変更:mont-bell バーサライト 上 217g

355gの軽量化

mont-bell のバーサライトは世界最軽量クラスのレインウェアです。ゴア® ウインドストッパー® プロダクト ウィズウォーターレジスタンスという素材を使用していて、性能数値としては、耐水圧30,000mm以上、透湿性43,000g/m²になります。

登山用のレインウェアとしては耐水圧20,000mm以上が望ましいと言われているので、数値的には問題なさそうです。

参考に比較としてですが、みんな大好きストームクルーザーは、耐水圧50,000mm以上、透湿性35,000g/m²、449g(上下)という数値です。

バーサライトの懸念点としては、生地が極薄のため耐久性に欠けるということがあります。岩を登ったり、藪漕ぎには向かないということですが、レインウェア着用が必要な状況の中で岩登りをすることは無いし(危険なので私は撤退します)、藪漕ぎが必要な場面はかなり限られます。

ストームクルーザーの耐水性・耐久性は私の用途ではオーバースペックかなと考え、今回は計量化を優先してバーサライトをチョイスしました。

クッカーの軽量化

現在:PRIMUS ライテックトレックケトル&パン ⇨280g 

変更: EVERNNEW チタンカップ400 FDRED +Ziplock スクリューコンテナ ⇨80g(30g+50g) 

200gの軽量化

私の場合、クッカーには『湯を沸かす』か『珈琲を飲む』たまに『ラーメン』という用途がメインです。PRIMUSのケトルセットは丈夫な点はとてもいいのですが、いかんせん重いです。

理想は、ひとつのマグorクッカーで『湯を沸かす』・『珈琲を飲む』・『ラーメン』に対応したかったのですが、ベストなものがなかなか見つかりませんでした。

そこで辿りついたのがこのセットアップです。

EVERNNEW チタンカップ400 FDRED で『湯を沸かす』・『珈琲を飲む』に対応し、たまの『ラーメン』はZiplock スクリューコンテナで対応します。

スタッキング性と重量のバランスを考慮したらこれがベストかなと思います。

番外編 登山靴の軽量化

現在:GARMONT エルモ2 GTX 1,420g(710g×2)

変更→Salomon X ULTRA 3 WIDE GTX 780g(390g×2)

640gの軽量化

ここは個人のレベルや考え方で特に分かれるところかと思います。私のレベルではオーバースペックと判断して、スペックを下げて軽量化してみます。雨には弱くなるので注意が必要です。

まとめ 軽量化の結果

軽量化の結果はこのようになりました。

  • ザックの軽量化 605gの軽量化
  • レインウェアの軽量化 355gの軽量化
  • クッカーの軽量化 200gの軽量化

合計は・・・1,160gの軽量化

テント泊装備の合計は・・・7,278g → 6,118g

小屋泊装備の合計は・・・4,598g → 3,438g

うーん、なかなか軽量化できたのではないでしょうか!

アルコールストーブなどを導入すれば3kg以下もいけそうですが、及第点ということにしておきます。

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